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LVMH、ファブリックのリサイクルに取り組むスタートアップ企業と業務提携

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ(以下、LVMH)が、ファブリックのリサイクルに取り組むスタートアップ企業weturnと業務提携すると発表した。LVMHによる環境問題解決に向けたプログラム「ライフ360(LIFE 360)」の一環として、循環型の製品開発システムの構築を推進するという。

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weturnは2020年設立。ブランドのデッドストックや廃材、売れ残ったアイテムなどを新たな紡績糸や生地へとリサイクルしている。業務提携を通じて、LVMHではリサイクルした素材をパッケージやアクセサリー、ワークショップ用のファブリックなどに使用する予定だという。なお、フランスではAGEC法により、2022年1月から企業による新規および未使用の繊維材料の廃棄を禁止する。

weturnの創業者であるSophie Pignèresは「新しいリサイクルチェーンの構築に専念した1年後、フランスの国際的な評判に貢献するLVMHグループのような一流のメゾンと一緒に、売れ残った保護された製品のリサイクルに取り組むことで、サーキュラーエコノミー市場に参加できることを誇りに思います。私たちの野心は、製品の価値が原材料にあることを実証することにより、ヨーロッパの繊維産業の復活に貢献することです」とコメントしている。